2013年6月29日土曜日

裏サンデー感想(ケンガンサービスカット回)

世界鬼引越し休載。
ヒト喰イ休載。
モブサイコ休載。

しかしマギのシンドバッドの冒険が裏サンデー参戦とは驚いた。
でもちゃんと連載出来るのかなー。
作画は他の人に任せるんだろうか。阿久井さんとか。

でもこんな感じでじゃんじゃん面白そうな漫画を
載せていけば良いんじゃないかなと思う。
紙と違って、マンガの量がありすぎても読めないけど、
あと3~4本くらい増やして、互いに隔週連載すればいいんじゃないかな!

現状、裏サンデーの儲けは少ないから
Web漫画は島送りなんて言われているけど
そういうイメージじゃなくて、もっと新規開拓みたいな
チャレンジスピリッツということを表に出してあげればいいんだよな。


同じことばーっかりしてるから、
漫画業界も過去の栄光になってきているわけですし。




ヒーローハーツ


 アクイーズってのが世界征服とか企んでたりしないのはわかってた。
 アイツラはハニーーを狙ってくるが、それだけだ。


衝撃の真実が今明らかに!

…………………

嘘つけ――――!!!!

ティラールもラソルも隼人殺そうとしてたじゃん!
総帥も(多分)笑顔で「腕もいで」とか言ってたジャン!
あいつらも現地人殺す気満々だよ!

確かにアクイーズは世界征服とかそんな感じはしなかったけど、
正義感も無いように見えるし、少なくとも善人には見えなかったよ!
ジャスティスの方がよっぽど正義の味方っぽい行動してたよ!

あんたそんなこと言ってると、竜宮レナさんに怒られるぞ!

……と、まぁ、こんな感じで行き当たりバッタリで話を描いていたせいで
積み重ねが足りないツケが回ってくるということを体現していた話でした。

向こうが正しいみたいな言い方してたけど、アクイーズも同じ地上げ屋じゃないの?

一応フォローする部分があるとすれば、この話の愛は本物ですとあったとおり、
隼人が男気を見せるシーンは格好良かったです。
というか、そこだけは一貫しているので。

でもコイツ、それ以外は(ジャスティスの周辺でさえ)心底どうでもいいと思ってて、
本当に好きになれるキャラでもないんだよなー。

このキャラ付けが最終回で振られる為の伏線だったら、
自分は拍手喝さいするんだけど、まぁ、それはそれでバッシングされるのかな?

あと先々週の話が、ほぼ全て話に盛り込まれているのには驚いた。
個人的には嬉しいんだけど、まぁ、ただの偶然だろうな。



ゼクレアトル

多分だけど、この無料配布は裏サンデーの理想の姿なんだろうな。
二次配布はともかく拡散でどんどん広がって、ちゃんとした製品版を買うと。
問題は裏サンデー自体の知名度が低すぎたことではあるんだけど。

カンタの話は伏線なんだろうけど、
今は話を逸らしてページ数稼いでるようにか見えないよ……!

それはともかくメタ話自体は面白い。
そして、こんなに暢気にしてるゼクさんを捕まえられない国王と兵士は
どんだけ無能なんだよと思わなくもない。

この辺は、原作者氏の長所と短所がモロに出てる結果なんだよな。
それについては完結してから書くとして、一応続きを楽しみにしたい。


ケンガンアシュラ

なんかベタベタな話のくせに、絵の上手さで面白く思えるのが不思議。
野郎は濃ゆいし、女の子は可愛い。
このマンガ……サービスカットの使い方を心得てやがるッ!!

 フム…?
 リラックス……ねえ?
 私にはそうは見エナイがね。


…………………

嘘つけ――――!!!!

いやまぁ、油断はしてないし、情報収集もしてるだろうけど、
明らかに二の次ってヤツ絶対いるだろ!w

しかし引きも上手い。
このオッサン、ヒロインの位置にいるんだよなー。
まぁ、この状況で呼ぶ理由なんて孫娘のことくらいしか考えられないんだろうけど。
今のこのマンガは、それを上手く裏切ってくれるのではと期待しちゃうぜ。

しかしなー、なんかべた褒めしてるようで、
そんな自分が気持ち悪い。


かけてもいいが、これは絶対に恋ではない。

たまたま全話見れたので。
一通り見た感じ、打ち切られても仕方ないかなーと言った感じ。
その辺の部分をちょっと分析してみようと思う。


まず絵。
なんか鉛筆画っぽい印象を与える描き方なのはわざとなのかな。
週刊誌の有名マンガ群と比べると、どうにもラフっぽい印象を持ってしまった。

個人的には気にしないけど、トーナメントとか見るに、
割と重要視してる人も多いみたいなので。


次に話。
設定は面白い。
まぁ、最初に手術した病院行けよと思ったけど。

ただ基本的に、幻覚者がうろたえるだけなのと、
周囲の環境があまり変わらないので、途中からネタ切れしてるような印象を受けた。

その際、シモネタに走るのだけど、正直ギャグにしても厳しいのが殆どだった。
この話ってジャンルで言うとハーレム物に分類されるのだけど、
その場合、主人公に読者を投影させる読み方をするものなんですよね。
(=だから、何の意味も無く主人公がモてるし得もする)

で、自分がされて嬉しいかと言うと、正直イヤだ。という人が殆どじゃないかな。
主人公が痛い目に会うにしても、納得できる理由があるのが殆どだけど、これには無い。
真面目な話、痴漢とか洒落になってないし、ギャグにしてもイヤ過ぎる。


それでこれが一番の理由なのだけど、ヒロインが好きになれない。
いや、性格どうこうの話じゃなく、読者視点から見ても、
おまけのハイライトシーンが常に脳裏に浮かぶんですよね。
だからどうしても好きになれない。

しかも殆どブサメンばかりですし。
これはハーレム物としては致命的ではなかろうか。

本当に女性化するTS物というジャンルでさえ、抵抗ある人も大勢いるのに、
それよりタチの悪い環境における更に狭き門で読者の心を掴むのは難しいと思う。


これ、ヒロイン一途だけど誘惑に負けそうな主人公を女の子のヒロインが支える形で
二人三脚していく話なら、もう少し話の展開も広げられたんじゃないかな。

普通の女の子という『主人公が抵抗無く受け入れられる属性』という
ほぼ最強の武器を持ってるのに、まったく生かされてないで、
ギャグのオチ要因ばかりだったんですよね。
これはちょっと勿体無いと思いました。


まとめると、設定と話の方向や作り方が噛み合わなかったという感じでしょうか。
ハーレム物で、あのヒロイン達に萌えるのは、かなり難しい。



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