2013年6月12日水曜日

コミック版 100円のコーラを1000円で売る方法




ドラゴン桜じゃないんだけど、本当に読者に読ませたいなら、
こういう感じでコミック化すべきなんじゃないかなーと思う。

何しろ活字よりも読むのが遥かに楽で導入も簡単、
絵で表せるので分かり易いといいこと尽くめだろう。
まぁ、漫画家さんに頼むコストは掛かるだろうけども、
内容が面白そうだと思ってくれれば原書も読むだろうし。


まぁ、実際の所「知って欲しい」のではなく「売れて欲しい」のだろうけど。
ついでに言うと、このコミック版は「売れたから」出たのだと思う。




内容はマンガで製品の売る方法や考えを通して、
色々とタイトルのようなことを教えてくれると言う感じ。

その手の知識を持ってる人なら、
読むまでもないんだけど、自分みたいな人間には
楽しく読むことが出来ました。
なにしろコミックだしね。(笑)

物を売るのは、同じものを売るとしても、
考え方一つで色々な売り方があって、
買い手望んでる方向で売り込むことが必要と言う感じかな。

タイトルの売り方も、なるほどと思ったし、
自分ももう少し頭が柔らかければなーとか。




原本も読んでみたんだけど、なるほどこれは面白い。
基本はコミック版と殆ど同じで、物語形式で話が進んでいくのだが、
ちゃんと分かり難い部分は図解で説明されているので、
読み手に配慮されているのが素晴らしい。

ハッキリ言うと、とても読みやすい。
なるほど、これは売れるわけだ。

それっぽいはたくさんあるけど、
数ページめくっただけでゲンナリする本の中で、
読み易さと、伝えたいことがハッキリ分かるので、
これだけでも他の本より、よく出来てると思う。

でもコミック版と殆ど同じということは、
さして詳しく書いて無いということでもあるよな……。
分かり易かったし、最後まで読めたということなら、
それでいいのかもしれないけど。



これも売り方だけじゃなくて、他にも考えが転用できて、
例えば、今のゲーム業界の最大手なんかは、
「囲い込んで中小を潰す動き+とにかく金を取る手法」の二つをやっているようにも見える。
そりゃあ、衰退するよな、としか思えない。

今はソーシャルゲーが全盛だけど、
少なくとも現行の大手は着手して無い場所で、
様々な会社が売り出してるから流行っているのだと思う。

良い物を作っていれば売れる、という時代じゃないと言う人もいるが、
ちゃんと世に広めてやれば、良い物は売れるのは当たり前なので、
良い物を作れる人と広められる人が組んで、やれればいいのになーと。
でもそこは人間なので、そんな簡単にはいかないのかなー。




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