ドラゴン桜じゃないんだけど、本当に読者に読ませたいなら、
こういう感じでコミック化すべきなんじゃないかなーと思う。
何しろ活字よりも読むのが遥かに楽で導入も簡単、
絵で表せるので分かり易いといいこと尽くめだろう。
まぁ、漫画家さんに頼むコストは掛かるだろうけども、
内容が面白そうだと思ってくれれば原書も読むだろうし。
まぁ、実際の所「知って欲しい」のではなく「売れて欲しい」のだろうけど。
ついでに言うと、このコミック版は「売れたから」出たのだと思う。
内容はマンガで製品の売る方法や考えを通して、
色々とタイトルのようなことを教えてくれると言う感じ。
その手の知識を持ってる人なら、
読むまでもないんだけど、自分みたいな人間には
楽しく読むことが出来ました。
なにしろコミックだしね。(笑)
物を売るのは、同じものを売るとしても、
考え方一つで色々な売り方があって、
買い手望んでる方向で売り込むことが必要と言う感じかな。
タイトルの売り方も、なるほどと思ったし、
自分ももう少し頭が柔らかければなーとか。
原本も読んでみたんだけど、なるほどこれは面白い。
基本はコミック版と殆ど同じで、物語形式で話が進んでいくのだが、
ちゃんと分かり難い部分は図解で説明されているので、
読み手に配慮されているのが素晴らしい。
ハッキリ言うと、とても読みやすい。
なるほど、これは売れるわけだ。
それっぽいはたくさんあるけど、
数ページめくっただけでゲンナリする本の中で、
読み易さと、伝えたいことがハッキリ分かるので、
これだけでも他の本より、よく出来てると思う。
でもコミック版と殆ど同じということは、
さして詳しく書いて無いということでもあるよな……。
分かり易かったし、最後まで読めたということなら、
それでいいのかもしれないけど。
これも売り方だけじゃなくて、他にも考えが転用できて、
例えば、今のゲーム業界の最大手なんかは、
「囲い込んで中小を潰す動き+とにかく金を取る手法」の二つをやっているようにも見える。
そりゃあ、衰退するよな、としか思えない。
今はソーシャルゲーが全盛だけど、
少なくとも現行の大手は着手して無い場所で、
様々な会社が売り出してるから流行っているのだと思う。
良い物を作っていれば売れる、という時代じゃないと言う人もいるが、
ちゃんと世に広めてやれば、良い物は売れるのは当たり前なので、
良い物を作れる人と広められる人が組んで、やれればいいのになーと。
でもそこは人間なので、そんな簡単にはいかないのかなー。
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