2013年6月10日月曜日

カイジ「命より重い! 」お金の話



ざわ……ざわ……

コミックやサブカルチャーで育ってきたなら
つい手に取ってしまうんDA!

ざわ……ざわ……




物凄い簡単に言うと、カイジを通して(本当に)軽く経済学を触ろう。
触ってお金に対する考え方を変えてみよう、という本。

当然、カイジを読んでることが前提で、
カイジを知らない人は違う著書を読んだ方がいい。
当たり前だけど。

本当に触りだけなんだろうけど、これ1冊でも十分に
お金に対する「損」と「得」の考え方の違う見方が出来ると思うので、
何も知らずに働いて(お金を稼いで)生きてる人には読む価値はありそう。

男性がパートやってもお金稼げないよ、の話は実際に気付かされた点だったし、
言葉のマジックや、年金計算とかいい加減にやってるのかも気付かされる。
ただ、これを読んでも実践できるかどうかは別問題で、

例えば、5時間でパチンコやって5千円損した場合、
アルバイトやって8千円得することが出来るから、
本来はマイナス1万3千円と考えるべきだ。と、あって、
確かにお金だけで見ると、その通りだと思う。

しかしながら、休日まで働きたいかと思えば当然Noなわけで、
その辺の感情は考慮されていないし、
ついでに働いたせいでロクに休めず次の仕事に差し障る、なんてことがあれば、
トータルとしてマイナスになってしまう、とも考えられてしまう。

まぁ、経済学を深く学べば、この辺も計算されるのかもしれないが、
やはり人生は、そうそう上手く出来るものじゃないなぁ、などと思ったりもした。

ただ、違う思考を学ぶことは考え方、選択肢を増やす意味で、
間違いじゃないと思うので、そういう意味では、
この本に書いてあることも間違っては無い。

少なくとも、やれることはいくつもあるし、
無理をするのではなく、考え方を変えるので、
お金も貯めやすくなるような気はする。

お金は生活に必要不可欠なものであるし、
お金の使い方を変える、というのはダイエットや日ごろの運動同様に、
生活習慣を変えるということになる、と考えられる。

それならば、他の生活習慣を変える場合も
義務感とかではなく、根本の考え方を変えるところから
始める必要があるのかもしれない。



0 件のコメント:

コメントを投稿