2014年7月6日日曜日

裏サンデー感想(ハイキックしなくても相撲にも蹴り技はあるよ回)

裏サンデー感想。

今日は世界鬼、Helck、ヒト喰イ、市場クロガネは稼ぎたい、HANGED MAN、ラブ・ボーイ・ラブ、
シンドバッドの冒険、猛禽ちゃん、ケンガンアシュラ、騎乗戦士モクバさん、モブサイコ100
U-2から多数欠、ヒロイック紀行



久しぶりの単行本表示。
猛禽ちゃんPRで紹介されてたので宣伝。


世界鬼

ど、どういうことだってばよ?

王は一体、何しに出てきたんだぜ?
いや、それだけ強いなら、この場で皆殺しにした方がいいに決まってるのに、
わざわざ逃がして、一人しか足止め出来ないとか何考えてるんだぜ?

攻撃無効化+圧倒的火力+量も半端なく扱える、という超チート能力なのに、
足止めは一人とか、うん、なんだろうな、この切なさは……。
加えてニッコリ君もアズマをビビらせるくらいの底知れ無さを感じさせながら、
特に大した実力も発揮できないまま、この扱いである。

星もそうだけど、凄いっていうのは説明だけなもんだから、
敵が凄いんじゃなくて、こっちがヘボなんじゃないかって思っちゃう。

無茶苦茶焦って話を進めてるように見えるんだけど、
一体どうしちゃったんだぜ?


Helck

人間が魔族と戦う意味が無いくらい良い奴らである。

正直、この辺は盛り上がる前の段階なので、
取り立てて何かあるわけじゃないけど、
謎を小出しにしつつ、ヘルクや魔界の現状と結びつけて興味を引くので、
続きが気になるなあ。上手い。


ヒト喰イ

神崎さんはこれ、どういうつもりなんだろうな。

守ってくれって託すほどの男が殺したってのは
逆に何かあったか疑ってもいいような気がするんですけど。
なんか神崎さんが殺る気満々で、これ本当にやりあうわけ?
橘さんじゃあるまいし。

一方、カメレオン(仮)は堂々と正面突破するのであった。
搦め手を使う人が出てくるのは、むしろ追い詰められてる証拠とも言いますし、
これはむしろチャンスかもしれない。

……なんだけど、どうせシズクさらわれて終わりなんだろうな。
死ぬ死なないはともかく兄貴かカトレシアがメッセージボーイ役だろー。
こういう所がヒト喰イの残念なところだよなー。


市場クロガネは稼ぎたい

あ、あれ……?
覇我のワンマン経営に疑問持ってる人っていたんだ……
うん、いたんだ……

でもベン・グレアムさんは普通に話が分かる人だったなあ。
上場する部が一つとして無いとか言われてたから、性格がアレな人だと思ってたよ。

何が言いたいかって、これ他にも上場する部があってもいいような気がする。
彼が出る時に限ってロクでもない部しかなかったとか?
いやいや……上場確実視とか言われた部とかあったよ……ね……。


HANGED MAN

ふ、フツーだ……。
フツーに面白くない。

素人だからと甘く見てトドメを刺さずにペラペラお喋りしたり、
相手が奉鬼なのを知っていて、その口ぶりから
不死身野郎ということも理解しているはずなのに
右手を犠牲にする彼を見てビックリしたり、
そもそもプロの殺し屋じゃなくて快楽殺人鬼だろっていうのが。

そうなると依頼も果たすか分からないし、性格もクレイジーなら、
依頼する人はいないよなって話になるんだけど、
せめてプロっぽいところを見せて欲しかったな。
強いんじゃなくて依頼を果たす(=金を貰う)ことこそプロなんだぜ。

でも爆発コマで終わってるから、
まだ何かあるのかもしれない。


シンドバッドの冒険

危険は覚悟の上……いやいや、現状無駄死にだろう。
ドラコーンの何か作戦が……いや無謀に突っ込むんじゃないかな。
いや、いやいやいや、彼だってそこまで馬鹿じゃ……馬鹿じゃ……。

結局ヒナホホ豹変の謎は特に語られなかったか。
本来の俺、であれば、変わる前にちょこちょこ出しても良かったのにな。
もしくはブチ切れ金剛起こした拍子にとか。
そういうのが無いから、ちょっと引っかかるか?


猛禽ちゃん

こ、これはまた少女漫画的なライバルだなあ。
というのもですね、すっかり忘れられてるようですが、
昔の小鳥クンはDQNだったけど、ハンサムボーイで女の子にモテモテで、
このハヤブサくんと殆ど同じ方向性なんですよね。

何が言いたいかと言いますと、
2人の姿が入れ替わっても、何の違和感も無さそうということで。
多分、同じこと出来ると思うな。

と、ここまで書いて、どうして今までの恋愛物の男主人公が
パッしない奴なのか分かったような気がする。


ラブ・ボーイ・ラブ

喜崎クンはちょろいな、うん。
しかし床が抜けるのは危ないというか危険だよな。
漫画だからいいのか。いいのか?
でもパンツとかあざといと思います。ホモマンガなのに!


ケンガンアシュラ

ギャグ格闘漫画においてボクシングにも蹴り技があるって
寝言話がありましたが、
残念だったな……相撲には蹴手繰りという蹴り技が存在するッッ!

つまり鬼王山は蹴ればいいんだ、じゃなくて、
もうちょっと相撲を研究しましょうという話でした。
関取がやってるから相撲だ、じゃないよ!
剣術家がトンファー使ってるけど剣術だ、って言ってるようなもんだよ!
そういう問題じゃないから!

そして関林がとうとう回想ブーストを使用するッッ!
いよいよ決着か!?

それは置いといて関林の性格を熟知しているだろう社長さんは
どうしてトーナメントに彼を出したんだろうな。
明らかにトーナメント向いてないよな、あのノーガードスタイル。

騎乗戦士モクバさん

どこから突っ込んでいいのか分からない……。

コクバさん、これは塗り直そうぜ。普通に。
一体でも製造にコスト掛かってるでしょこれ。
送り先も決まってただろうし。

あとゾウさんはあの伸びる鼻もどきは
ジェットコースターで、大した強度もなく、
武器としても役に立たなそうなのに、なぜ伸ばしたとか。
パワーあるんだから普通に飛び蹴りしろよ……

ゾウさんの性別変化は……これはなんだろうね。
性別が男なのは評判悪かったんだろうか。
でも男の娘はそれはそれで個性だったような気もする。

作者さんが何かやりたいことでもあるのかもしれないけど。
あ、もしかして水着……?

えーっと、黒幕みたいな人が出てきたのが、
注目ポイントだと思います。


モブサイコ100

これはえげつないぜ。
超能力を持ったから、あの性格になっただろうなのに、
あの性格のまま超能力と縁まで奪っていくとか、
これは絶望待ったなしですね。

そしてさり気なく依頼主の娘を出したのもいいですね。
この子、大方の想像通りにゲスい性格なんだろうけど、
現実世界じゃ、体ボロボロになってるし、終わった後のオチとしても、
後味悪いしで面白くなるかも分からないから、
こっちの世界で出した感じだよな。
そこまで考えてるか分からないけど、上手なーって思っちゃう。


U-2リーグ

多数欠

うーん、良くわからないな。
特権利って皇帝が多数欠やる為の
専用スキルとして用意したとかじゃなくて、
それ以前からあったってこと?

国の事業どころか、世界規模で大騒ぎになっても
不思議じゃないのに、拉致して開けさせるどういうこと?
普通に孤児院とかからみなしご使っちゃいけないの?

あと実験施設なのに「右目なんかどうだい?」じゃないだろ。
もうちょっとやりようがあるだろというか、
そんな反感買うような真似すりゃ、そりゃ反乱起こされてもしょうがないだろというか、
お涙頂戴する為なのか、設定おかしくなってるような。

特権利回収するのが目的で回収権が当たりだと考えても
そんなヤツは危険人物以外の何者でも無いだろうし。

あとは前の説明回の時もそうだったのだけど、
結論ありきで話してる節があるのがなー。

今回の回収権みたいな話を主人公と同じ筋道で考えても、
絶対にこの結論に辿り着けないと思うんだけど、
これは気にしちゃ負けなんだろうな。

回収権にしたって名前だけじゃ回収した能力が使えるなんて思えないぜ。
吸収権とかならともかく。

ちなみにちょっと真面目に考えると、
何百あった特権利の殆どを回収してるにも関わらず、
残り65をバラ撒いたということは、
皇帝にとって、何か不都合な特権利があるのかもしれないですね。

それならそれで封筒を手放すのなんてリスキー以外何物でもないですが、
リスキーじゃなければ多数欠をやる意味も無いという。
でもこの辺詰めると連載感覚伸びるのかなー。
うーん、難しい。


ヒロイック紀行

うーん……。
話の筋が見えてこないな。

ヒロイックはただ周囲に振り回されてるだけで、
現状、何をするべきなのか、何をしたいのかが全然見えてこない。

具体的に言うと、ヒロイックに主体性が無いんですよね。
魔王の血を引いているのは分かったけど、
それで魔王を倒すのか、和解の為に話し合うのか、隠して学校通うのか、
といった、話の筋がまるっきり見えてこないんですよね。

ヒロイックもどうして大した実力も無いのに戦闘に参加しようとするのか、
何故あの場面で謝るのか良くわからないというか。

前作は「普通の生活をするぞ!」という目的があって、
不条理な出来事が次から次へと襲ってくる、という作りだったのですが、
今作は魔王の血を引くヒロイックが……ん?え?何するの?みたいな。

シリアスかギャグかも分からないまま死んだ(と思われる)親友も
どう反応していいか分からない。
一言で言うと迷走してる感じがします。

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