2013年3月3日日曜日

Fifteen Hounds(キャラ雑感とまとめ)

前の記事の続きです。

Fifteen Hounds のキャラとまとめ。
まとめは一番下の記事になります。


キャラ雑感


主人公
もっとも感情移入できないキャラ。
勝手に怒り、勝手に行動し、勝手に徒労する。
冬香をあれだけ邪険にしておいて、
いざ死んだら仇を取るとか行動原理がよく分からない。
いまいちキャラとしての芯が見えずに
半端にフラフラしている印象を受けました。
本当に脇役ならルート3は暦と別れて逃げますよー。
嫌いでは無いですが、少なくとも好きにもなれないキャラ。


福井冬香
色んな意味で分からないキャラ。
というのも作中では彼女自身が
どんな人かまったく見えないんですよね。
主人公が語ったことしか無いから、中身が見えない。

設定資料を見ないと、主人公のことを
本当に好きどうかも分からない。
死んだ理由もいまいち分からないですし。

人気投票でオンリーワンは~とありましたが、
彼女に関することが全く出てないんじゃ、
仕方ないんじゃないかなと思います。


橋本吉孝
Rチームのリーダーでアロハのおっちゃん。
気さくな人で、一番最初に出会う人物の1人ということもあって、
印象深いキャラでもある。

他のキャラの濃さに埋もれるということは、
それだけ良心枠、常識人枠ということになるんよ。


古江暦
一応、メインヒロイン……じゃないかなぁ。
タイトル出てるし。そんな扱いの人。
ルート1、2の死に様には色んな意味でビックリした。

ルート3のヒロイン(だと思う)のだけど、
むしろルート3は主人公が木村狐弥太(偽)につきっきりなので、
そんな印象を受けることもあんまりなく。
逆に告白してきたときには「何かあったっけ?」と思ってしまった。
しかし彼女は告白してからキャラが立ってきた(面白くなってきた)ので、
良いか悪いかは判断が付きかねるんですよね。


藪久志(R)
重政は冬香のことを生贄の巫女と呼んだけど、
むしろ彼の方がストーリー上における
サクリファイス・オブ・カラミティと呼ぶべきじゃなかろうか。
話を見てると、一番命が軽く扱われてる節がある。

……のは、まぁいいとして。(ぉぃ
ルート2で橋本が死んだ時はRチームの真のリーダーとして、
せめてリーダーらしいところを見せて欲しかったです。


クリスティーヌ・S・バーグランド
ルート2のヒロインと言っても差し支えなく。
境遇が境遇なだけあって、自分含めて世の中どうでもいいと思ってそう。
彼女を理解しようとするか、理解出来ないと拒絶するかで、
好き嫌いが分かれそうな気はする。

自分は好きです。
でも同情して逆に殺されそう。(笑)


眉村貴理人
スタッフから割とぞんざいな扱いっぽく見えるけど
ルート1では最後まで出張り、
ルート2ではほぼラスボスとの謎の高待遇。
その煽りを受けたかは分からないがルート3では序盤に死亡。

よくよく考えてみると、不死身体とクリス関連以外では、
殆ど何にも関係していないというか。


長谷川明
我らの兄貴。
下ネタ、ゲイネタがアレでソレですが、
同時に異様に頼れる雰囲気があるのは見事としか言いようが無い。
これをプレイした何人かは掘られてもいいと思ってそう。

私的には一番個性が出てたというか、
他のキャラはパロディのセリフを言うことが結構あるのですが、
彼にしては一貫してるので、そういう意味でも気に入ってます。


小林瑠璃香
ルート1のヒロイン。
勘違いにしろ何にしろルート1であれだけの献身さを見せられれば、
誰だって好きになりそうな気もします。
ルート2、3では脇役に。


藪久志(S)
彼みたいな人を本当の意味で
物語の主役になれない人と呼ぶべきなのではないだろうか。

真っ先に死ぬかと思ったけど、
むしろ藪久志(R)の方が、そういうキャラだった。
あれか、魔法使いになりかけているからか。(ぉぃ


池田大和(偽)
長谷川アニキがセリフが一貫しているキャラだとしたら、
彼?は感情がまったくぶれないキャラと言うか。
どうも感情の起伏が少ないというか、デレもしないしツンもないので、
キャラ的には悪くなくても、萌え的には味が薄い。

五感が発達してるということで、
抱いた時はどうなるんだろうという
下種の勘繰りをしたりする。


志村祐太(偽)
元世界有数の殺人鬼。
……の割にはいまいちそういう感じがしない。
最初の印象はまさにハンニバル・レクターなのだけど、
簡単にヘタレ化してアッサリ死ぬ。

当時の警察が無能だったのか、
それとも世界で選出された仲間達が凄いのか。
もうちょっと肩書き通りの頭の良さが見たかった。


重政海月
Eチームのリーダー。
厨ニ病らしいけど、なんか胡散臭いなと思っていたら、
設定資料見ると、自分で作ってる話なんだとか。
冷酷のようでいて、見るべきところは見ているので、
悪い印象を抱かないのが不思議。


鷲原左京
ロリなのにエロ担当……なのか?
人気投票では1位だった。
多分、例のCGの威力が半分以上あるんじゃなかろうか。
個人的には人気投票のまとめ絵が一番エロかった。
むしろその調子で百合ン百合ンしてればいいと思うよ!

あとは設定資料で語られていることが
(唯一?)作中で語られていた印象もある。
魅力があったのは、そのせいかもしれない。


田之頭雅景
乱暴に見えて、意外と悪いヤツじゃないキャラ。
ルート3の例のシーンは(左京との関係もあって)
自分的にはポイントアップなのだけど、
やっぱり駄目なのか。(笑)


眞銅銀二
不器用ですから、が口癖の器用な人間。
でかぁぁい! 説明不要!というか、
彼の人生含めて全ては、そこからスタートしているので、
彼については、そんな感じ。


紙谷乙姫
乱暴に見えて、意外と悪いヤツじゃないキャラ2。
戦闘時の口調が凄い汚くて、初対面は良い印象を抱かないけど、
その反面、その反面、とギャップが凄い。

しかもコイツああ見えて作中のキャラでは
1、2を争うくらい優しいんじゃないかな。
そんな感じがする。
個人的には一番お気に入り。


水島多佳乃
明らかに嫌われるようなキャラ造詣をしているにも関わらず、
乙姫エンド以外では死なかったりする。
立場的に蚊帳の外にいるせいかもしれない。


水島小渚
ヒロインの素養十分の非攻略キャラ。
変態らしいんだけど、作中でそういうのはあまり見れなかったのは残念か。
多佳乃同様、外側の立場なので絡みが少ないせいかもしれない。

ただ、過去に裏切られてるとしても、
ここまで尽くされて、(形だけでも)感謝のかの字もない
主人公はちょっとどうなんだと思わざるを得ない。

彼女のルートも欲しいと思ったけど、
無いのも風情があっていいのかもしれない。


阪井千秋
キャリアウーマン?
胸担当らしいけど、そういう場面無かったからなぁ……。
スナイパーとしての腕は凄かったけど、
殆どがエナ任せだったから、事務員的もしくは交渉役の
非戦闘員みたいなイメージが強い。


栗山江奈古
メカメイド。作中最強キャラの1人。
ここまで強いと他時間軸の連中は、人1人につき、
コイツ一体をお供につけさせればいいんじゃないかって思うほど。


仲屋朝
病院の主。
どんな場面でも空気を壊して唐突に登場するので、
これをコメディとして受け入れられるかどうかで、
好き嫌いが分かれるんじゃないかな。


木村狐弥太(偽)
正体明かす前の方が凄みがあった。
正体を明かした後はひたすら小物化してしまった。
主人公が戦える唯一の相手ということで、
あえて格を下げたのかもしれないが。

主人公が、ちゃんと主人公であったなら、
彼も強者であったのだろうか。


芹澤
アナーキーな最強(笑)さん。
別人にしても別時間軸のヤツにしても、
乙姫さんが散々煽ったから、どうだと思ったら、
とても拍子抜けでございました。

志村祐太(偽)といい、ご大層な肩書きがある人は
名前負けしてるヤツが多い。


マッドサイエンティスト。
基本、この手のキャラは強者としてだけでなく、
天才的な科学者として描かれることが多いのだけど、
あんまりそういうのは無かったような。

もったいぶって出てきた割には
手持ち無沙汰みたいな印象。


芦屋彼方
犬耳メイド。
彼女についてはあまり描かれていないので、
実際、どのくらいの実力を持っているか、
どんな境遇かは不明だったりするけど、
それで済ますには惜しいと思えるキャラでした。


まとめ

最終ルートまだですか。
これに尽きます。

いや、物語はこれで閉じてるのだろうけど、やっぱり気になります。
こんな事態を引き起こした高階愛夜の目的も明かされてないですし。

それだけ面白かったんですよね。
良いキャラも多いことですし、彼方の活躍とかもっと見たかった。
要望の多い左京ルートで完結編を……というのは駄目ですか。

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