仕事は楽しいかね？

啓発本がこんなに楽しいとは思わなかったというか、
まさに目から鱗を落としてくれた本。

第一章で大体どんな話か分かるので、
サラっと読んで、面白ければ購入を決めてもいいかもしれません。



本当に面白いですね、これ。
自己啓発本なんて自分には縁が無いかと思ったのですが、
自分が落ち込んでいた時に出会うというのは、
なんというか奇縁としか言いようが無いです。

内容は割と当たり前なことが書いてあるのですが、
「自分に出来れば苦労しないだろ」と思わせるのではなく、
「出来そうなことをやれば、そのうち到達してる」という感じに
話を持っていってるのが実に上手いです。
ただ一番最後の「私、このやり方で成功しました！」には
苦笑いしてしまいましたが。
目から鱗なことが書いてあったのは事実なので、
その部分には、この本と出合えたことを感謝したいと思います。
というのもですね、今現在仕事というよりは、
自分の趣味に対して、どうもフラストレーションが溜まっておりまして。
そのことに読んでいて、ふと気づいたわけです。

実際どうしようかと悩んではいたんですよね。
仕事と趣味のダブルフラストレーションを抱えていたわけですよ。
人生の半分が仕事なら人生の半分は趣味のようなもので、
どっちも駄目なら、そりゃ酷い人生ですよね。

そんなわけで半分ですが、肩の荷が下りた気分です。
押し付けがましくないので素直に読めます。楽しい。
この楽しさ伝えられないのが本当にもどかしい。